株の初心者が「EPS」の意味を調べてみた!
こんにちは!
週に一度くらいは株の勉強をしていきたいと思います。
株の勉強をしていて、まず初めにぶち当たる壁は
「専門用語が多すぎて分からない!」
だと思います。
ROEとか、PERとか、PBRとか3文字の似ているアルファベットが並んでいると、意味を調べたすぐ後
「あれ、なんだっけ?!」
となります。
そこで、一気に複数の専門用語を調べずに、一度に一つづつゆっくり用語を調べていけば、覚えていくのでは?!と思い、今日は「EPS]について調べることにしました。
「EPS」とは?
EPSという略語はもともと「Earning Per Share」という3つの単語の初めのアルファベットをとったものです。
- Earning =Earn(稼ぐ)の現在分詞、儲け
- Per =・・・につき、・・・ごと
- Share =割り当て、株
つまり、「1株ごとの儲け」と訳せます。
一般的には「1株当たり利益」と訳されています。
一株当たりの当期純利益はいくらあるかを示します。
「EPS」の求め方
EPSは一年間であげた利益を発行済株式総数で割って求めます。
EPS = 一年間の利益 ÷ 発行済株式総数
一年間の純利益からEPSを求める事ができますし、翌年の予想純利益からも予想EPSを求める事ができます。
EPSを見て何がわかる?
「一株あたりの一定期間の利益」を意味するので、数字が大きいほど利益が出ている会社の株だという事がわかります。
大きい会社でも、EPSの数値が小さければ利益が出ていない。
逆に、小さい会社でも、EPSの数値が大きければ、利益を出していると判断することができ、会社の収益性を見るのに参考にできます。
また、年度毎にEPSの数値が上昇していれば、利益を上げているとみなせますし、
EPSが年度ごとに下降していけば、収益が下がっていると判断する要素になります。
ただし、上記の見解は発行済株式の総数の変化がない状態での事で、株式分割や増資により株式の数が増えれば、EPSを求める数式の分母が大きくなるので、EPSの数値は下がります。
逆に、自社株買いや株式併合により市場に出回る株式が減少した場合は、数式の分母が小さくなるので、EPSの数値は大きくなります。
まとめ
これから勉強していく予定の「PER]や「ROE」を理解する上で、EPS(一株当たり利益)が関係してくるので、まずは基本の「き」まず覚えたいと思い、EPSを取り上げてみました。
用語を覚えて、それをどう活かすか、株の勉強でやることは沢山ありそうです。
基礎をしっかり勉強して、ゆっくり株の世界を知っていこうと思います。